副業と複業の違い
そもそも複業とは何か。副業と複業では意味が異なります。「副業」はメインとなる本業がある前提でおこなうサブの仕事で、月に2〜3万円ほど稼ぐイメージです。在宅ワーク・アルバイト・パートなどがあります。
一方「複業」は、副業のようにメインとサブという位置づけではなく、複数の仕事を並行して取り組む働き方です。どの仕事も本業ととらえ、月に10万〜40万円ほど稼ぐイメージです。自分で商品・サービスを作って販売する場合もあれば、業務委託として企業から仕事を引き受ける場合もあります。兼業やパラレルキャリア、パラレルワークとも呼ばれます。
複業という働き方
みんなの複業カレッジでは「複業」を提案します。なぜか。本業を一つに捉えるのではなく、複数それぞれ本業と捉えることで、収入・仕事先・同僚がそれぞれ存在し、リスクが分散します。会社員での経験、プライベートで乗り越えたことなどが、複業として活かせます。法人に対して業務委託で仕事を請負うケースもありますし、個人に対して商品サービスを提供するケースもあります。キャリアの棚卸しをして、自分の強み・スキルを活かした複業が可能です。
例えば、会社員+複業の事例として
会社員:看護師
複業:高齢者向けの健康サポート
会社員:エンジニア
複業:子供向けのプログラミング教室
会社員:マーケティング
複業:自治体向けのPR支援
会社員:編集者
複業:個人事業主向けの情報発信サポート など
今までの経験を活かした複業は、それぞれの仕事が横でつながり、相乗効果が出ます。自分の強みを活かせるので楽しいですし、やりがいを感じられます。
複業は、幸せな仕事人生を楽しむことができる働き方のひとつ、と考えています。